spica

「これより我々はここ瀬田より京へと上洛する。
既に承知のとおり、京の都へは瀬田川から宇治へ渡り、そこから北へ進むか
逢坂の峠を越え、山科に入り、そこより更に峠を越えねばならぬ。」

と言うわけで越えてきました。

自転車で

…

えーっと

着いたのは良いのですがとても河原町へ行こうとか言う精神力が沸きませんでした…。

＃なんせ、距離だけで言えば片道70km越えてるからナァ(JR河瀬〜京都間距離参考)

けど初めて湖南地域の道路走ったけど、ほんまに田んぼをブチ抜いて作ってある；
湖岸道路は走ってて飽きないんだけど、浜街道は少し飽きるね。国道とかわらん…。

なんか美味しいものでも食べるかな、と思いながらも金穴でパス。
さすがに毎食板チョコでは飽きるな。


途中でおもろい場所も何カ所見かけました。
何より印象的だったのは…

JR草津駅前の「渋川通り」と言う通りがあるんですが、そこを北に向かうと

線路を潜るようにトンネルがありました。
1m弱の。

（；´Д｀）

まぁ、僕でも通れたし、地域の方々の需要もあるみたいだから問題ないでしょう…。


しかし本当にデジカメ持っていけば良かったなぁ、と後悔してます。

のどかな田園風景、（水は汚いが）琵琶湖のでかい景色
再開発で都市化の進む街の変貌ぶり、あまりに厳しい峠の起伏と交通量
それでも変わらない人達の優しい心遣いと表情

言葉じゃとても語れないですよ。えぇ。

あ、でも

一つだけ言葉に出来る想い出がありました。

帰りに逢坂峠を越えて帰ろうとしたところ、後ろから初老の男性が自転車で昇ってきた時

「いちねんしぇ〜になった〜ら〜ハァハァ」

Σ(´・ω・`)

彼は人生の二週目のスタートを切ったようですた。
後で話してみましたがどうも年を取ると人は子どもに返るようです。